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ご質問に関しては「よくある質問」としてまとめておりますので、こちらもご一読ください。
なお、設計のご相談や防音工事のお見積りは無料で対応しております。
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よくある質問
Q. 夜遅くまで演奏したいです。どれくらい防音する必要がありますか?
楽器の種類や、一戸建てなのかマンションなのか、建物の構造、立地条件などにより必要な防音性能は異なります。
私たちは状況を細かくお伺いして防音性能をその都度設定しております。
一般的な遮音度の目安については、「防音性能の目安」をご参照ください。
Q. 防音性能は保証してもらえるのですか?
原則として防音性能の数値保証を付保しております。工事の終盤、防音構造ができあがった段階で遮音測定検査を行い(マンションの場合はオプションです)、ご報告書にまとめてお引渡しのときに提出いたします。
なお、保証はあくまでも客観的な数値(日本建築学会が定めるD値)によるもので、ご近所さんから苦情が来ないことをお約束するものではありません。楽器の音やその音量によって騒音と感じるかどうかは個人差があり、ご近所さんとの関係や、そのときの心理状態によっても左右します。もちろん、保証値は常識的な範囲であればほとんど問題がないレベルです。
Q. 防音工事すると部屋は狭くなるのでしょうか?
元のお部屋の床・壁・天井を二重にするため、いくらか小さくなります。楽器や建物の構造にもよりますが、ピアノの場合で、元の床・壁・天井から内側に15cmを標準とし、10~25cmの範囲で調整します。
一戸建ての1階やマンションのように元から二重床であれば、床の高さが変わらないことも多く、天井についても元から二重天井であれば一度解体して新しい遮音天井をつくるため、場合によっては天井高さが変わらないこともあります。
Q. 防音工事するとこもったような響きにならないでしょうか。
防音室のように音が外に出ていかないようにがっちり囲い込んだ場合は特に目立つのですが、これは定在波と言われる音の物理現象が原因です。定在波は部屋の形を整え、偏った状態(特定の音程で目立つ)をなるべく分散して均一にすることで、すっきりとした癖のない響きにすることができます。
詳しくは「部屋の形で響きの良し悪しが決まる」をご参照ください。
Q. 防音室でもホールのような豊かな響きにすることはできますか?
吸音材を多用すると防音効果があると思われがちですが、室内にある吸音材は遮音にはほとんど影響がありません。
クラシック音楽の場合など響きが豊かな方が好ましいことが多いため、都度、ご要望をお聞きして響きの設計を行っております。
Q. 防音工事にどれくらいの期間がかかりますか?
お部屋の広さ、用途、一戸建てなのかマンションなのか、 工事内容により変わりますが、例えば平均的な6~8帖のピアノ室で2~3週間程度とお考えください。
Q. 防音室の工事費はどれくらいですか?
お部屋の広さ、用途(演奏する楽器など)、一戸建てなのかマンションなのか、 建物の構造、工事内容により変わります。詳しくは「リノベーション工事コース」「コラボレーション工事コース」をご参照ください。
Q. お見積りに費用はかかりますか?
防音工事を私たちで行う場合、現地調査、お打合せ、お見積り、プランニングを無料で行っております。
Q. 防音室のほかに、普通のリフォームも一緒にできますか?
もちろん可能です。防音工事以外の通常の内装工事も対応可能なことが私たちの強みです。
Q. 庭に離れの防音室をつくることはできますか?
可能です。ただし、建築基準法など法規上、建築可能かどうか確認する必要があります。例えば、母屋との合計の面積が所定の建ぺい率・容積率を超えてしまう場合は庭に土地が余っていても建築することができません。
Q. 地下室をつくった方がよいでしょうか。
地下室が防音上有利であることは間違いありませんが、地上階であっても十分な防音性能を確保することはできるため、高いコストをかけて地下室をつくる必要はありません。
もちろん、地下室をつくった方が地上部分を他のお部屋に使えるなど、別の理由がある場合はこの限りではありません。
Q. オーディオやレコーディングスタジオの電源工事、弱電配線工事もできますか?
もちろん可能です。コンセントをホスピタルグレードにするなど簡易なものから、専用回路やブレーカー、ノイズカットトランスの設置までご提案いたします。ホームシアター用の隠蔽配線、インウォール、インシーリングスピーカーの埋設、電動スクリーンの設置も行います。
Q. 希望のデザインでつくってもらえますか?
一般に、建築家に設計を依頼する場合、その建築家の作風でデザインするものですが、その点については柔軟に対応しております。特にコラボレーション工事コースの場合は建物全体のデザインに対し、違和感のない防音室となるよう配慮しています。
Q. ショールームはありますか?
東京と千葉にショールームがございます。実際の防音性能や響き方を体感いただくことができます。
詳しくはこちらをご参照ください。
Q. 対応可能エリアを教えてください。
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城南部)対応としております。それより遠方(北関東、山梨、静岡東部)の場合は交通費や宿泊費をご負担いただきます。
Q. 一戸建てとマンションどちらを買うか迷っています。
ドラムや電子楽器の場合はマンションでは防音工事を行っても実用に耐えうる性能とはなりませんが、それ以外の楽器についてはどちらでも防音工事は可能です。
これまでに、マンションの場合、所定の防音性能をクリアしているにもかかわらず、隣接する住戸の方から苦情を受けてしまったケースがごくわずかにあります。例えば、すぐ下の部屋にご病気で寝たきりの方が住んでいるなどの場合です。
一方、一戸建ての場合はそのようなことが過去にありませんので、わずかに一戸建ての方が防音上有利と言えるかもしれません。一戸建てを注文住宅で新築する場合は、部屋の形、広さ、天井高さなど設計の自由度があり、中古や建売住宅、マンションよりもメリットがあります。
Q. 土地や物件を探している段階ですが、相談に乗ってもらえますか?
不動産業ではないので土地や建物を仲介をすることはできませんが、購入前の土地や建物の情報を送っていただければ、防音室をつくるのに向いている立地なのか、建物なのかなど、ご相談に応じることができます。
Q. 家を建てるハウスメーカーは決まっています。防音室だけ工事してもらえますか?
もちろん可能です。ハウスメーカーとどのような関わり方ができるか、担当の方と打ち合わせして進めてまいります。
詳しくは「コラボレーション工事コース」をご参照ください。
Q. 家を建てる工務店は決まっています。防音室の設計やアドヴァイスだけお願いできますか?
責任範囲があいまいになるため原則として対応しておりませんが、楽器や立地条件などによりお請けできる場合がございますので、一度お問い合わせください。
Q. ハウスメーカーの社員です。音楽家のお客様がいるのですが相談に乗っていただくことはできますか?
防音室部分について設計・工事の両面からサポートいたします。音楽家の方がご自宅を建てるとき、防音室のプライオリティが非常に高いケースが多いです。そのため、私たちのような専門家が付いていることがお客様への信頼につながります。もしご成約前であれば私たちが商談に同席することで受注に向けてご協力できるかもしれません。
Q. 将来引っ越すことになったとき、防音室を持っていくことはできますか?
ユニットタイプの防音室ではないため、残念ながら取り外して再利用ということは難しいです。防音ドアや楽譜棚など一部の部位は可能な場合があります。
Q. 防音室があると、将来引っ越すときに家が売りにくくなりそうで心配です。
私たちのつくる防音室は見た目が普通の部屋とあまり変わらないため、売却時にデメリットになる可能性は低いです。
逆に、防音室付きの住宅は供給が少なく、むしろ付加価値としてのメリットがあると言えます。