私たちについて

『アーキノート』は
 “Architecture”(建築)と
 “Note”(楽音)を組み合わせたものです。

 アーキノート設計室は
 音を奏でる建築空間をデザインし
 音楽家・音楽愛好家たちへ
 豊かで居心地のよい
 音楽活動・暮らしの場を
 提供することを使命としています。
 

ごあいさつ

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Architektur ist erstarrte Musik. —– F. W. J. Schelling

“哲学者シェリングは「建築は凍れる音楽」と言い、詩人ゲーテをはじめドイツ・ロマン主義者たちがこの美しい言葉を愛した”

こんにちは、アーキノート設計室の紅谷です。
建築と音楽、どちらも私のライフワークであり、この2つの芸術分野を結びつける「建築は凍れる音楽」は好きな言葉のひとつです。建築の様式美、比例と反復、空間を移動すると景色が刻々と変化してゆくことは、音楽に通じるものがあります。

私が生まれ育ったのは音楽とは縁のない家庭でしたが、当時の習いごととして流行っていたピアノをやることになり、次第にのめり込むように。大きくなったらピアニストになりたい!と親に宣言するもうちは音大に入れるような余裕はないから無理だよと諭され、わりと素直にあきらめた私・・・。
建築家だった父の背中をながめていたからというわけではないですが、建物や図面を見たり、部屋の模様替えをするのが好きだったことから、自然と建築の道を選びました。

大きな建設会社に就職しましたが、やはり何らかのかたちで音楽に関わりたいと思い防音音響施工会社に転職。そこでは多くの音楽家や音楽愛好家――なかには世界で活躍するピアニストや、紅白に出るような歌手も――との出会いがありました。

  • 音漏れの苦情に日々悩まされていた方から、感謝のお手紙をいただいたこと
  • 自分が設計したホールのコンサートで建主さんの演奏を聴いたこと
  • 防音室を施工したときはまだ小学生だったお嬢さんが成長してピアニストになり、リサイタルにご招待いただいたこと
  • ピアノ教室をつくった先生に誘われて発表会に出演させていただいたこと

・・・などなど、さまざまな経験を重ね、これこそ自分の天職だ!と思えるようになりました。

先代の設計事務所を引き継ぐにあたり、防音工事・音響設計を手掛ける建築設計事務所として特色を出してゆくことにしました。
音楽を愛する人の住まいがどうあるべきか、住空間と音楽空間を一体に考えデザインすることをコンセプトに、手づくりの楽器を一つ一つつくるような心持ちで丁寧なしごとをご提供できればと考えています。

スタッフ

紅谷信行

紅谷 信行 Nobuyuki BENIYA

代表取締役/プリンシパルアーキテクト principal architect & CEO

略 歴
1972千葉県生まれ。3歳よりピアノを習い始める
1997千葉大学大学院修了。工学修士(建築学)
西松建設株式会社入社。施工管理、建築積算業務担当の後、本社建築設計部にて学校、病院、マンションなどの設計業務に従事
2004株式会社アコースティックエンジニアリング入社。ピアノ室、ドラム室、レコーディングスタジオ、オーディオ・ホームシアターなどの防音工事・音響設計と、住宅・店舗の新築、リフォームを担当
2015個人住宅向け防音室に特化して分社した株式会社アコースティックデザインシステムに転籍
2016同社取締役に就任
2021同社退任。17年間で手掛けた防音音響工事は530件を超える
紅谷設計事務所を継ぎ代表に就任。アーキノート設計室に改称

資 格
一級建築士、一級建築施工管理技士、既存住宅状況調査技術者、VEリーダー

好きな作曲家
ドビュッシー、フォーレ、モンポウ、ショパン、バッハ

好きなピアニスト
エマール、ロルティ、ルヴィエ、シフ、藤井一興、小川典子、高木竜馬
スティーヴ・ドブロゴス、アレッサンドロ・ガラティ、ビル・エヴァンス

好きなミュージシャン
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、ヌリア・リアル(ソプラノ)セリア・ネルゴール(pops)、スワン・ダイヴ(pops)、タワー・オブ・パワー(funk)ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート(MPB/jazz)、アントニア・アヂネー(MPB)

小笠原清隆

小笠原 清隆 Kiyotaka OGASAWARA

パートナーアーキテクト partner architect

略 歴
1978品川生まれ。8歳よりヴァイオリンを習い始める
2003新潟大学大学院修了。工学修士(建築学)
松井建築研究所、マツザワ設計勤務。RCマンション、木造住宅の設計監理業務に従事
2012株式会社アコースティックデザインシステム入社。ピアノ室、弦楽器室、ドラム室などの防音工事・音響設計を担当
2021同社退社。9年間で手掛けた防音音響工事は250件を超える
小さな音の設計室 開業
若手音楽家育成のためのNPO法人「音楽のかけはし」を設立、副理事長を務めるヴァイオリンを為貝智子、岩谷裕子、奥村和雄、ライナー・ホーネック、石井啓一郎の各氏に師事。2018年よりオーケストラノットのコンサートマスターを務める

資 格
一級建築士

好きな作曲家
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン

好きなヴァイオリニスト
イヴリー・ギトリス、フリッツ・クライスラー

アクセス

神楽坂スタジオ

〒112-0014
東京都文京区関口1-8-6
メゾン文京関口Ⅱ 1005
03-6822-5876

地下鉄有楽町線 江戸川橋駅 徒歩5分
地下鉄東西線 神楽坂駅 徒歩9分

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