ピアニストのお客様は、ご近所でピアノ教室を営んでおり、ご自宅にはリビングの隣にユニットタイプの防音室を入れておりました。今回、ご自宅のリフォームを計画するにあたり、リビングダイニングをそのまま防音室にして、広い空間で演奏が楽しめるように間取りの変更を伴うリノベーションをご提案しました。インテリアデザインは、お客様がショールームに足を運び、時間をかけて丁寧に選び抜いた建材を採用しています。
所在地:神奈川県横浜市
コース:リノベーション工事コース
防音室の用途:ピアノ室
遮音性能:上下住戸に対しD-70

ホテルライクの洗練されたインテリア。明るく、暖かみのある色調でまとめました。

床はマホガニーの無垢フローリング、壁と天井はマットな質感のフリース壁紙です。腰パネルのほか、巾木、廻縁、ケーシングには白いモールディングを採用して優美なインテリアです。

収納、楽譜棚、テレビボードなどの造作家具も合わせてデザインしました。


出入口はガラスのサッシで仕切りました。奥まったキッチンや廊下にも、窓からの陽光が届きます。

キッチンは、パナソニックのフラッグシップモデル、Lクラスを採用しました。壁には大理石調の大判タイルり、機能性と美しさがうまく融合しています。


ピアノは約100年前のベヒシュタイン。細部の装飾がたいへん美しく、高級感のあるお部屋にとてもよく馴染んでいます。