みなさんはじめまして、当ブログを運営している 紅 です。
このたびはご覧いただきまして、ありがとうございます!
当ブログ「秋の音」についてと、僕の自己紹介を書いてます。
プロフィール
- 千葉県生まれ&在住
- 一級建築士、一級建築施工管理技士
- 仕事は建築設計。その中でも防音/音響と住宅が専門
- 趣味はピアノ演奏。クラシック、ジャズ、洋楽、MPBが好み
千葉県に生まれ育ち、結婚を機に神奈川県に引っ越しましたが、実家の隣に自分で設計した家を建てて戻ってきました。妻と子ども3人(上から息子、息子、娘)の5人家族です。
建築のしごと
仕事は建築設計をしています。
上に書いた資格のほかに、既存住宅状況調査技術者とVEリーダーなんてのも持ってたりしますが、この2つは僕の実務に直接的に結びつくものではなく、知識が補助的に役立っている程度です。
都内のゼネコンに6年間勤めたあと、好きな音楽と関われる仕事がしたいと思い、ピアノ室・音楽スタジオなどをつくる防音音響施工会社に転職しました。
建築と音楽、好きなことの両方を仕事にできるなんて
幸せだなと思いました。
経験を積み、やはり自分の事務所を持ちたいと思い独立。
高齢ですでに退いていた父の設計事務所を再開する形ではじめました。
防音室と、音楽家のための防音室付き住宅(リフォーム含む)をつくっています。
ご興味のあるかたは、アーキノート設計室のコーポレートサイトをご覧ください。
ピアノ
ピアノは3歳から10歳まで習って、それからしばらくはたまに思い出して弾く程度。
27歳のときレッスン再開、アマチュアのピアノサークルに入ったりとこの頃が一番熱心に弾いていました。
転職や結婚、子どもが生まれて、引っ越し、など人生のイベントのたびに中断、次第に間隔が空くように・・
いまは2年に1回くらいのペースで、お客さんのピアノ教室と、子どもたちが習っている先生の発表会に出させてもらい、そのときに弾きたい曲を半年くらい前から仕込むという、それくらいのペースです。
自宅に防音室までつくったのにあまり弾いてない・・(汗)
家を建てるのと同時に念願のグランドピアノを置くつもりでしたが、建物の予算が大幅にオーバー(スタインウェイのGPが買えるくらい、汗)してしまい、しばらくは妻の実家から譲り受けたアップライトを置いていました。
いまはディアパソンのグランドピアノDR-300があります。
なぜマイナーなメーカーのディアパソンを選んだのか、についてはブログ記事にしていますのでご興味がありましたらどうぞご覧ください。
このブログについて
このブログはもともと、僕が主宰する建築設計事務所のオフィシャルブログとして立ち上げるつもりでした。
ですが、書きたいことを洗い出してみると、仕事のことよりも自分の好きな音楽のことなどがほとんどだったので、これではオフィシャルにできない・・ということで個人ブログのような体裁に方向転換しました。
実際は設計事務所「アーキノート設計室」コーポレートサイトのサブディレクトリで運営していて、テーマ自体はそれなりに関連があります。ただ、あくまでも紅の個人ブログであり、内容は僕自身の主観で書いています。
ブログのテーマは3つ。
- 建築のこと
- 音楽のこと
- 防音/音響について
3はともかく、1と2はテーマが大きすぎて具体性に欠けますね・・(汗)
もうちょっと絞れよと言われそうですが、それがなかなかできなくて・・
それぞれ解説していきます。
建築のこと
本業なのでオフィシャルブログにすればよいのでしょうけど、設計事務所のブログって、進行中のプロジェクトの紹介(たとえば工事の経過の写真を並べたり)なんかがほとんどで、それはそれで家を建てたい人などには興味を持って読んでもらえるんだと思います。
が、僕が書こうとしているのはそういうのではなくて、
- 建築について思っていること
- 広く知ってほしいこと
- 業界の内側のこと
など、自分の設計事務所での業務に限ったことではなく、もっと広範囲な内容がほとんどです。
ときには実務で起こった出来事なども書くかもしれません。
音楽のこと
ここは完全に自分の好きなこと、興味のあることばかりを書き連ねる感じになりそうです。
ジャンルとしては、
- クラシック(特にピアノ曲)
- ジャズ
- MPB(ブラジルのポップス)
- 洋楽
が中心になります。コンテンツとしては、
- 作曲家や演奏家の好み、紹介、おすすめ
- ピアノのこと
- 演奏や練習について。過去に弾いた曲やこれから弾きたい曲
- 好きな録音(いまどきながら主にCDです)の紹介、おすすめ
- 音楽にまつわる本、映画など
コレすごくいいから一度聴いてみて!的なノリになると思います
防音/音響について
防音と言っても生活騒音や交通騒音、機械騒音ではなく、音楽を対象にしています。
- 防音や音響(室内の響き)についての一般論
- 防音工事のノウハウ
- その他、解説的なこと(例:遮音と吸音の違い)
防音室や、音楽家のための防音室付き住宅をつくるのが本業なので、設計事務所のコーポレートサイトの方に掲載してもよいような内容です。
ですが個人のブログで語り言葉で書いた方が伝わりやすいのかなと思ってこちらにしました。
ブログ名「秋の音」について
季節の「秋」とブログのテーマはまったく関係ありません・・
すみません、単なる語呂合わせです!
強いてこじつけるとすれば、僕が秋生まれなことと、秋が好きなことでしょうか。
(一番好きなのは初夏=花粉症の終わりから梅雨の始まりまで、ですが)
あとはヴェルレーヌの詩を上田敏が訳した「落葉」が好きです。
秋の日の ヴィオロンの ためいきの
身にしみて ひたぶるに うら悲し ~
ブログのタイトル画像はこの詩のイメージです。
好きな音楽のこと
ブログで一番書いていきたいことです!
ざっくり好みの傾向を書いてみました。
好きな作曲家
- ドビュッシー
- フォーレ
- モンポウ
- ショパン
- バッハ
好みは結構はっきりしていて、偏っています。
ラテン>スラヴ>ゲルマン
ラヴェル、プーランク、メシアンも大好きですが、あまりにもベタなのでリストから外しました。
グラナドス、アルベニス(イベリアはすごい!)も良いですが、スペインではモンポウが一番ですね。
ショパンをはじめ、リスト、ラフマニノフ、スクリャービンなどロマン派も好きですが、
クラシック音楽のメインストリームとも言える古典~ドイツロマン派への関心が薄いです。
たぶん人格が未熟だからだと思います・・老後の楽しみに取っておこう。
バロックではヴィヴァルディもわりと聴きますが、やはりバッハを聴く頻度がダントツです。
それ以前の古楽もよく聴きます。モンテヴェルディとか。古楽器の音色が好きです。
好きなピアニスト
- ピエール=ローラン・エマール
- ルイ・ロルティ
- ジャック・ルヴィエ
- アンドラーシュ・シフ
- 藤井一興
- 小川典子
- 高木竜馬
- スティーヴ・ドブロゴス (jazz)
- アレッサンドロ・ガラティ (jazz)
- ビル・エヴァンス (jazz)
エマール、ロルティ、ルヴィエ、藤井一興はいずれもフランス系のピアニストで
共通点としては音色がひたすら綺麗で透明感があることでしょうか。
バッハは色んなピアニストのを聴きますが、シフをデフォルトにしています。
アーティキュレーション(漢字のトメ、ハネのようなもの)にメリハリがありますね。
バッハを弾くときにいつも参考にしています。
ドビュッシーの録音ではルヴィエと小川典子のものが好きです。
ルヴィエは均整が取れていて明快、よい意味で模範的(ドビュッシーはこう弾くべき、と思います)である一方、
小川典子は表現に深みや渋さがあって、色彩的ではなくモノクローム、まるで墨絵のよう。
ルヴィエがフランス的なら小川典子は東洋的とも言えそうです。出身そのまんまですが・・
高木竜馬は個人的に応援しているピアニストです。
情感豊かでスケールが大きく、若手ですが巨匠のような演奏をします。
僕はいつもリヒテルを連想してしまいます。
ドブロゴスは米国出身、長く北欧で活動しています。作曲に軸足が置かれているようです。
イタリア人のガラティはスタイルはあまりイタリアっぽくないです。
エヴァンスはクラシックでいうところのショパンのような存在で、日本人に好まれるジャズピアニストですね。
その他、好きな音楽家
- フィリップ・ヘレヴェッヘ (指揮)
- ヌリア・リアル (ソプラノ)
- セリア・ネルゴール (pops)
- スワン・ダイヴ (pops)
- タワー・オブ・パワー (funk)
- ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート (MPB/jazz)
- アントニア・アヂネー (MPB)
- アナ・カラン (MPB)
ピアノ以外の音楽家、クラシック以外のミュージシャンで贔屓にしているひとたちを挙げてみました。
最近はMPB=ブラジル音楽に関心があります。
それぞれ書き出すとキリがないので・・・
好きな作曲家、ピアニスト、ミュージシャンのことは
今後ブログでどんどん紹介していこうと思います!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
これからも「秋の音」をお楽しみください!